こんな疑問にお答えします
- YMYLジャンルについて
- YMYLでは「E-A-T」が特に重要
- YMYLに該当する6つのジャンル
- YMYLジャンルで戦うためのSEO対策
ブログ運営をしていると「YMYLジャンル」とか「E-A-T」という言葉を耳にします。
専門用語で難しそうだからスルーしてた人も多いはず。
実は、YMYLジャンルでの上位表示はかなり難しく、それにはE-A-Tも深く関係します。
YMYLをよく理解して、SEO対策を詰めて本気で戦う自信がないなら、ジャンル変更をおすすめするレベルです。
できるだけ分かりやすくシンプルにまとめたので、是非読んでいって下さい。
YMYLジャンルとは
YMYLとは「Your Money or Your Life」の略で
健康やお金など、人々の人生に大きな影響を与えるジャンルの事です。
YMYLジャンルで間違った情報を流すのはとても危険で、それを読んだ人の人生が不幸に狂ってしまう可能性もあります。
そうならないようにGoogleは、YMYLジャンルでは一段と厳しくサイトや記事を評価するので、個人サイトの上位表示は難しくなっているのです。
YMYLジャンルでは「E-A-T」が特に重要
E-A-Tとは専門性・権威性・信頼性の頭文字を取ったもので、Googleの評価基準の一つです。
- (専門性)Expertise
- (権威性)Authoritativeness
- (信頼性)Trustworthiness
Googleは、YMYLジャンルでは特に「E-A-T」を重要視します。
専門的な情報で(専門性)、誰が発信者か見極めて(権威性)、信頼できる記事(信頼性)をより高く評価しているという事です。
特に「権威性」の部分は個人では太刀打ちできません。
個人発信よりも「医療機関」や「公的機関サイト」の方が権威性は高くなるからです。
自分が狙っている「検索キーワード」で上位表示されているサイトが「病院」とか「自治体」ばかりなら、そのキーワードで戦うのは正直厳しいと思います。
YMYLに該当する6つのジャンル
Googleの「検索品質評価ガイドライン」では以下6つのジャンルをYMYLの例に挙げています。
- ショッピング
- 金融
- 医療
- 法律
- ニュース
- その他
パッと見ただけで分かると思いますが、健康とお金に直結したり、幸福や生活と結びつくものなど、「人々の人生」に関わるものばかりです。
YMYL①:ショッピング
WEBサイト上で物やサービスの購入をしたり、決済を行うサイトが該当します。
YMYL②:金融
年金、保険、投資、税金、クレジットカードなど、お金に関するサイトが該当します。
YMYL③:医療
健康や病気、薬などの医療に関するサイトが該当します。
YMYL④:法律
相続、離婚、裁判など法律に関するサイトが該当します。
YMYL⑤:ニュース
政治や、国際問題などに関する情報が該当します。
※スポーツやエンタメなどはYMYLには該当しません。
YMYL⑥:その他
あいまいですが、YMYLに該当すると判断されるもの全てがYMYLに該当します。
Googleが挙げた6つの例には入っていませんが、美容やダイエットや就職などもYMYLジャンルに該当すると考えられます。
YMYLジャンルで戦うためのSEO対策
ここまで読んだらもうお分かりだと思いますが、YMYLジャンルでの個人サイトの上位表示はかなり難しいです。
YMYLジャンルでは特にE-A-Tが重視されるので、E-A-Tを意識してYMYL対策をして下さい。
- E-A-Tレベルの低い検索キーワードを狙う
- 関連記事の内部リンクで専門性を高める
- 情報の引用元を信頼性の高いサイトや公的機関に絞る
- 関連性の高いサイトから被リンクを獲得する
- 運営者情報・サイト情報を充実させる
- サイトをSSL化する
- 情報は適切に更新する
YMYLジャンルだけでなく、全てのジャンルで使えるSEO対策です。
ひとつずつ解説していきますね。
①:E-A-Tレベルの低い検索キーワードを狙う
流入を狙う検索キーワードはしっかり探して選んで下さい。
上位表示されるサイトが病院や自治体、企業サイトばかりなら、その検索キーワードはE-A-Tレベルが高いのでNGです。
上位表示されている中に個人サイトが含まれる(E-A-Tレベルの低い)検索キーワードを探して選びましょう。
②:関連記事の内部リンクで専門性を高める
YMYLジャンルで上位表示を狙うには、サイトの専門性を高めることが重要です。
関連記事を内部リンクで繋ぐことで、「関連性の高い記事が集まっているサイト=専門性の高いサイト」だとGoogleに認識してもらえます。
③:情報の引用元を信頼性の高いサイトや公的機関に絞る
YMYLジャンルでは情報の信頼性は絶対です。
引用の際は信頼性の高いサイトや公的機関の情報を選び、明確に表示しましょう。
「Google Scholar」を使えば信頼性の高い学術文献や論文が探せます。
④:関連性の高いサイトから被リンクを獲得する
E-A-Tを高めるには、関連性の高いサイトからの被リンクの獲得も重要です。
Googleは被リンクの多いサイト、特にE-A-Tレベルの高いサイトからの被リンクを高く評価します。
⑤:運営者情報・サイト情報を充実させる
運営者情報・サイト情報は、サイトの信頼性を高める上で重要です。
- お問い合わせフォーム
- プライバシーポリシー
- 運営者情報
以上3つは必ず設置しましょう。
YMYLジャンルでは情報の発信者が誰かを重要視されるので、運営者情報はできるだけ充実させて下さい。
⑥:サイトをSSL化する
YMYLジャンルにおいて、SSL化は必須です。
「HTTP」を「HTTPS」にすることで、サイトのセキュリティが向上します。
⑦:情報は適切に更新する
YMYLは人々の人生に大きな影響を与えるので、古い情報はNGです。
適切に記事の更新をして、常に最新の情報を載せましょう。
まとめ:YMYLジャンルは避けるのが吉!
YMYLジャンルについて簡単に解説しました。
他ジャンルに比べて上位表示が難しい上、SEOリスクも高いので、個人サイトでのYMYLジャンル参戦はおすすめできません。
稼げるアフィリエイトが多い分野でもあるので、知らずにYMYLジャンルを選んでいる人も多いですが、難しさをよく理解してSEO対策に取り組みましょう。
というわけで、今回は以上です!
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